.json ファイルの編集作業について

WebDrive NextGen の設定変更やカスタマイズを目的として、.json ファイルを編集する場合があります。

.json ファイルの編集にはテキストエディタが必要となりますが、必ず UTF-8 の文字コードでご利用ください。

また、BOM 付きの文字コードは使用しないでください。構成ファイルを正しく認識できなくなります。

Visual Studio Code および Notepad++ では、問題なく動作することを確認済みです。

同時に接続できるサーバーの最大数について

WebDrive NextGen では、複数のサーバーへ同時に接続できます。
接続した複数のサーバー間でのファイル移動は、ドラッグ&ドロップなどローカルドライブ上と同じ感覚で操作できます。

ドライブレターを使用する場合は、最大 25 台のサーバーへの同時接続が可能です。※1

ドライブレターを使用しない、デバイスレス接続 を使用した場合、26 台以上のサーバーに同時に接続できます。

同時に接続できるサーバー数に制限はありませんが、ネットワークやコンピューターによる影響を受けます。※2 ※3

  1. Cドライブを除く A~Z をドライブに割り当てた場合の理論値。
  2. ソフトウェアの仕様では制限を設けていません。
  3. 接続数の増加に伴い、パフォーマンスが低下する場合があります。

ログイン情報の安全性について

WebDrive NextGen で登録した接続先の「ユーザー名」と「パスワード」は、ハッシュ化した状態で保存されています。

構成ファイル上では、ランダムな文字列で記述されているため、構成ファイルから「ユーザー名」と「パスワード」を確認することはできません。

また、Dropbox、OneDrive、SharePoint Online、Googleドライブなどの、API を使用しているクラウドストレージでは、「ユーザー名」と「パスワード」を構成ファイルに記録していません。

  • セキュリティ対策上、内部で使用しているハッシュ関数の情報は非公開となります。

429 Too Many Requests の回避方法

一部のクラウドストレージで、ファイル転送中に Error=429 too_many_write_operations というエラーメッセージが表示される事例がございます。

本内容は、WebDrive がクラウドストレージから 429 Too Many Requests という HTTPレスポンスコードを受け取った場合に発生します。
これは、リクエストが多い場合に発生する、クラウドストレージ側による転送制限です。

リクエストを抑制して問題を回避するためには、WebDrive NextGen を最新版に更新していただいた後、以下の設定を適用してください。

初期設定で快適にご利用いただけますが、万が一 429 Too Many Requests が発生する場合、以下の設定をお試しください。

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仮想ドライブでの利用について

WebDrive NextGen は、仮想ドライブでのご利用に関する制限を設けていません。

インストール先を変更することはできませんが、キャッシュファイルやログファイルなどの保存先を仮想ドライブ上に設定することは可能です。

ただし、ご利用環境での動作については、お客様自身でをご確認いただく必要があります。
例えば、製品の特性上、ドライブレターを隠すシステム上では、アプリケーションが正常に動作しない場合があります。
仮想ドライブ上でご利用いただく場合、必ず事前に試用版などで動作をご確認ください。

※開発元では、初期値となる Cドライブ内でのご利用を推奨しております。

The GZIP header is invalid と表示されて接続できない

この問題は、サーバーが gzip によって圧縮されたデータを受け入れない場合に発生します。
お使いのサーバーで、gzip を受け入れる状態にすることをご検討ください。(推奨)

サーバー側の設定変更が難しい場合、WebDrive NextGen の構成ファイルを編集することで、この問題を回避できます。

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