本ページでは、WebDrive 2019 から WebDrive NextGen に移行した後、WebDAV サーバーに接続できず、HTTP protocol error. 405 Method Not Allowed(下図)が発生した場合の対処方法をご案内します。
ファイルをロックしているユーザー名を表示する
ロックされている状態の Microsoft Office ファイルを、WebDrive NextGen で開く際に「別のユーザーによってロックされています。」と表示され、ファイルをロックしているユーザー名が表示されない場合があります。
この問題は Microsoft Office と WebDrive の間で、ユーザー名が正常に渡されていない場合に発生します。
ご利用環境によっては、以下の設定で問題を回避できる場合があります。
DAV ロックの利用方法
WebDrive NextGen は、WebDAV の排他制御機能 DAV ロックに対応しています。
DAV ロックを利用するためには、接続先(ホスト)とクライアントの両方で DAV ロックが有効となっている必要があります。
本ページでは、WebDrive NextGen で必要となる設定をご案内いたします。
WebDAV サーバーでリネームが失敗する
本ページでは、WebDAV サーバーでリネームだけが失敗する問題について、原因と対処方法をご案内します。
この問題は主に、ユーザーが権限を保有していない場合に発生します。
まずは、ユーザーのリネーム権限について、サーバー管理者にご確認ください。
ユーザーがリネーム権限を保有しており、サーバーへの接続やディレクトリリストの取得が成功する場合、接続しているプロトコルをご確認ください。
HTTP による安全ではない WebDAV 接続をご利用の場合、リネームなどの特定の操作が失敗する場合があります。
以下の手順に沿って、安全な HTTPS プロトコルに変更してください。
HTTPS 経由で WebDAV に接続する方法 (SecureWebDAV)
WebDrive 2019 以前では、HTTPS での接続には [Secure WebDAV]、HTTP での接続には [WebDAV] を選択いただいていましたが、WebDrive NextGen では、[WebDAV] に統合されました。
これに伴い、WebDAV に接続される場合は、「サーバーアドレス」に https:// または http:// の入力が必要となります。
TeraCLOUD 登録手順
本ページでは、WebDrive NextGen に、オンラインストレージの TeraCLOUD を登録する手順をご案内します。
Received fatal alert: PROTOCOL_VERSION’
本ページでは、WebDAV サーバーへの接続時に、下図のエラーが発生して接続できない場合についてご案内します。
末尾にスラッシュを追加する設定について
WebDrive NextGen では、WebDrive 2019 以前に存在した「ディレクトリ一覧の要求の末尾にスラッシュを追加」 の設定が不要となり、設定項目が廃止されました。
正常動作しない場合、問題をお調べいたしますので、弊社および開発元 (米国) から接続可能なテストアカウントをご提供ください。
WebDAV サーバーの登録手順
本ページでは、WebDrive NextGen に、WebDAVサーバーを登録する手順をご案内します。
【旧】絶対URIでの接続について
サーバー側のログで、“Destination URI must be an absolute URI” が出力された場合、WebDrive に設定された接続先情報を「URL」ではなく「絶対URI」に変更する必要がございます。