OneDrive Business や SharePoint Online を、条件付きアクセスポリシーでご利用いただく場合、以下の手順で設定内容をご変更ください。
コマンドタイムアウト設定について
WebDrive 2019 では接続設定に「コマンドタイムアウト」という設定項目がありましたが、本設定は WebDrive NextGen の設定画面には表示されていません。
アップデートにより WebDrive 2019 から設定が変更されている場合は、元の設定値が継承され、新規作成した接続先では 60 秒に設定されます。
タイムアウトまでの待機時間は、ホスト側の設定値が優先されるため、ほとんどの環境では、クライアント側での設定を必要としません。
クライアント側の待機時間を変更する必要がある場合、以下の手順で変更可能です。
OneDrive や SharePoint のログイン認証の有効期限について
「管理者の承認が必要」というメッセージが表示される場合について
WebDrive NextGen で、SharePoint Online および OneDrive for Business を登録する際、ご利用環境によっては、Microsoft アカウントでの認証時に「管理者の承認が必要」というメッセージ (下図) が表示される場合があります。
パッシブモードを有効にするべきか分からない場合
WebDrive NextGen で「パッシブモードを有効にする」に、チェックを入れるべきか分からない場合、以下の流れでご確認ください。
HTTPS 経由で WebDAV に接続する方法 (SecureWebDAV)
WebDrive 2019 以前では、HTTPS での接続には [Secure WebDAV]、HTTP での接続には [WebDAV] を選択いただいていましたが、WebDrive NextGen では、[WebDAV] に統合されました。
これに伴い、WebDAV に接続される場合は、「サーバーアドレス」に https:// または http:// の入力が必要となります。
SharePoint Online の変更や追加が反映されない
SharePoint Online で、メンバーの追加や権限変更などを行った後、WebDrive でログインすると、追加や変更などの設定が反映されていない場合があります。
SharePoint Online で行われた変更が、クライアントソフト側 (API) で認識されるまでに、24~36 時間の時間を必要とするようです。
24~36 時間程度お待ちいただき、PC を再起動して、ご確認いただくと変更された設定が反映されています。
共有と共有済みドライブを非表示にする方法
WebDrive NextGen の初期設定では、Googleドライブ上の <共有アイテム> を「共有」フォルダとして、<共有ドライブ> を「共有済みドライブ」フォルダとして、ルートディレクトリ内に表示しています。
本ページでは、「共有」と「共有済みドライブ」の 2つのフォルダを非表示にする方法をご案内します。
サーバーホストキーの検証
パスフレーズなしの秘密鍵について
WebDrive NextGen では、秘密鍵のパスフレーズ (ホストキーパスワード) がない ホストキー (キーペア) を作成できます。
また、パスフレーズなしのホストキーを設定することも可能です。
ただし、パスフレーズなしでの運用は、セキュリティリスクが高いため推奨していません。
SFTPサーバーを安全に利用するために、英数字が混在した 12桁以上のパスフレーズを設定することを強く推奨します。