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【管理者向け】WebDriveのUI表示のカスタマイズ

ユーザーに、新しい接続先の追加やクラウドサービスへの接続を禁止させたいのですが可能ですか?

はい、構成ファイル (.json) を編集することで、接続先の追加ボタンを削除したり、特定の接続プロトコル(クラウドサービスなど)をUIから非表示にしたりできます。

🚨 本記事はマルチシートライセンスを使用している管理者向けの内容です。

この操作はユーザーの自由な接続先追加を制限し、セキュリティポリシーを適用するために利用されます。

目次

構成ファイル (UserParams.json) の編集

以下の操作では、WebDriveが完全に終了している必要があります。また、操作には UTF-8に対応したテキストエディター を使用してください。(UTF-8 BOM 付きでは使用しないでください)

STEP
切断と終了

全てのサイトからWebDriveを切断し、WebDriveを閉じた後、タスクトレイからWebDriveを終了する。

WebDriveを終了
STEP
バックアップ

AppData\Local\WebDrive 内の UserParams.json ファイルをコピーしてバックアップを取る。

STEP
UserParams.jsonの編集

テキストエディタでUserParams.jsonを開いて、設定の制御を有効にするため、"OverrideUIDisableList": の値を false から trueに書き換えて、"OverrideUIDisableList": true,と記述。

STEP
目的別の設定値 (UIDisableList) の追記

UserParams.json 内の "UIDisableList": "", に対して、目的の制御内容に応じた値を追記します。複数の制御を適用する場合は、値をカンマ(,)で区切って続けて入力してください。

接続先の追加ボタンを削除(新規サイトの追加を禁止)

ホーム画面の 追加ボタン(追加ボタン)を非表示にする場合、tbAddConnectionを記述。

"UIDisableList": "tbAddConnection",

特定の接続プロトコルを登録画面から削除

特定のクラウドサービスやプロトコルをUIから非表示にし、ユーザーによる接続先の作成を禁止。

【設定例】Google Drive と Amazon S3 への接続を禁止する場合

"UIDisableList": "ctGoogleDrive,ctS3",
非表示になるプロトコル
ctGoogleDriveGoogle Drive
ctDropboxDropbox
ctS3Amazon S3
ctOneDriveOneDrive Personal
ctODBusinessOneDrive Business
ctSharePointOnlineSharePoint Online
ctSharePointOnlineGovCloudSharePoint GovCloud
ctDAVWebDAV
ctFTPFTP
ctSFTPSFTP
ctBoxBox
ctGoogleStorageGoogle Storage
ctIBMStorageIBM Storage

接続ボタンの削除と特定のプロトコルの削除を同時に行う場合

追加ボタンの削除と、Google Driveの削除を同時に行う場合もカンマで区切る。

"UIDisableList": "tbAddConnection,ctGoogleDrive",
STEP
変更の適用

UserParams.json を上書き保存した後、ファイルを閉じ、WebDriveを起動して、意図したUIの要素が非表示になっていることをご確認ください。

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