古いWebDriveの継続利用がもたらす4大リスク
1. クラウドストレージやWebDAVサーバーに接続できなくなる
クラウドサービスやWebDAVサーバーは、セキュリティ強化や機能改善のために定期的に仕様を変更しています。
開発が終了した旧バージョンは、新しい仕様に適合できません。
特にWebDAVやFTPSサーバーでは、セキュリティ強化に伴いTLS 1.2以下の接続が禁止される傾向にあります。WebDrive 2019以前はTLS 1.3をサポートしていないため、突然接続ができなくなるリスクがあります。
2. Windowsの大型アップデートで動作しなくなる
WebDriveの旧バージョンでは、最新のWindows OS(例:Windows 11の最新版など)への適合検証および対応は行われません。
OSの大規模なアップデートにより、旧バージョンが予期せず動作しなくなる可能性があります。
WebDriveのプログラムに利用期限はありませんがOSの変化によりご利用いただけなくなるリスクがあります。
3. 最新のセキュリティリスクに対応できない
最新のセキュリティ脆弱性やリスクへの対応は、WebDriveの最新版(WebDrive NextGen)のみに提供されます。
旧バージョンには脆弱性へのアップデートが提供されないため、既知のリスクを抱えたまま運用することになります。安全性を確保し、情報漏洩などのインシデントを防ぐためには、最新版へのアップデートが必須です。
4. 問題が発生しても原因調査・修正対応が受けられない
開発が終了した旧バージョンに対して、不具合の調査および修正対応は行われません。万が一、業務に支障をきたす問題が発生した場合でも、根本的な修正プログラムは提供されません。
既知の問題に対する対処法はご案内可能ですが、サポートの範囲が極めて限定的となる点にご留意ください。
安全性を確保するために
ご紹介した通り、古いWebDriveを継続利用することは、接続性、セキュリティ、動作保証の面で大きなリスクを伴います。安定した業務遂行のためには、最新のセキュリティ技術(TLS 1.3対応など)を搭載した WebDrive NextGen の最新版へのバージョンアップを強く推奨します。
WebDrive NextGenへのバージョンアップ方法を確認する
製品のEOL(End-of-Life: サポート終了)に関する詳細、またはバージョンアップのお見積りについては、お気軽にお問い合わせください。

