デバイスレス接続が失敗する

WebDrive NextGen の接続設定で「デバイスレス接続を有効にする」にチェックを入れると、サーバーに接続できない場合があります。

これは、古いバージョンの WebDrive がシステムに影響を与えている場合に発生します。

WebDrive 2019 以前の完全な削除を実行した後、WebDrive NextGen をアップデートして、最新版の WebDrive NextGen で再度お試しください。

サーバーマシンでのご利用について

サーバーマシンでのご利用について、動作要件を満たす環境であれば、特別なライセンスを使用せずにご利用いただけます。

ただし、サーバーにインストールされた WebDrive を、複数のユーザーがリモートで使用する行為は、許可されていません。
ライセンス規約違反 および 動作保証外 となりますのでご注意ください。

また、WebDrive NextGen は、最新版でのご利用を強く推奨しており、古いバージョンやビルドでの動作検証や問題の調査/修正を行っておりません。

そのため、高い頻度 (または定期的な) アップデートが可能な環境でのご利用に適していますが、すぐにアップデートできない環境でのご利用は推奨いたしかねます。
ライセンスを追加購入いただき、検証用環境にインストールして、最新版をご利用できる環境をご用意いただくなどの対策を講じることを推奨いたします。

ファイル名の長さについて (フルパスの文字数制限)

WebDrive では、ファイル名 (ディレクトリ名を含むフルパス) の長さは Windows OS による制限を受けます。

ファイルパスが 254 文字を超える場合、ファイルの操作やディレクトリリストの取得に問題が発生する可能性があります。

最大ファイル名 (フルパス) は、254 文字以内となるように、フォルダ階層数/フォルダ名/ファイル名にご注意ください。

CADファイルが勝手にダウンロードされる現象について

この動作は、AutoCad のシェル拡張機能「AcSignIcon」が原因で発生します。
この拡張機能を無効にすることで、ダウンロードされる現象を回避できます。

本動作とよく似た事例で、ZIP ファイルや、EXE ファイルが自動的にダウンロードされる場合があります。
詳しくは、「意図しないダウンロードを防ぐ」の記事をご参照ください。

マウントしたドライブにアクセスするとハングアップする

WebDrive でマウントしたドライブにアクセスすると、WebDrive やエクスプローラーがハングアップして「応答なし」となる場合があります。

この問題は、WebDrive によってマウントされたネットワークドライブを、アンチウイルスソフトウェアがスキャンするように構成されている場合に発生します。

この問題を修正するには、アンチウイルスソフトウェアの設定を変更して、マウントしたドライブをスキャンしないように再構成してください。
また、WebDrive のキャッシュディレクトリを、リアルタイムスキャンの対象から除外することを推奨します。

ログローテーションとアーカイブについて

WebDrive NextGen では、ログファイルのサイズが 100MB を超えた場合、自動的にログローテーションを実行し、新しいログファイルが生成されます。
古いログファイルは、ファイル名に番号が付いて保存されます。(例:SFTP.0.txt)

現時点 (バージョン 1.1.11 beta.4 時点) では、ログローテーションの間隔を変更することはできませんが、アーカイブ機能を有効化することで、接続ごとに新しいログファイルで記録させることが可能です。
(WebDrive 2019 の「接続ごとにログファイルを消去する」と同じ機能)

アーカイブを有効化するメリットは、ログファイルの肥大化を抑制できる点と、接続ごとにログファイルが変更されることで、必要とする情報が把握しやすくなることです。

本ページでは、ログファイルのアーカイブ機能を有効化する方法をご案内します。

“ログローテーションとアーカイブについて” の続きを読む

キャッシュ設定のオプションについて

WebDrive NextGen は、ほとんどの環境で初期設定での利用を推奨していますが、ご利用環境や運用状況によっては、キャッシュ設定のオプションをカスタマイズすることで、より快適に WebDrive NextGen をご利用いただけます。

本ページでは、キャッシュ設定のオプションに関する説明を掲載しています。

“キャッシュ設定のオプションについて” の続きを読む